ED

ED(勃起不全)とは?

ED(勃起不全)とは?

EDとは、性行為に十分な勃起が得られない、または維持できない状態が継続することを指します。完全に勃起しないケースだけではなく、途中で萎えてしまう、硬さが足りない、以前より持続しないといった状態も医学的にはEDに該当します。

日本人成人男性の約3人に1人がEDの症状を有しているとされており、決して珍しい症状ではありません。適切な治療で改善が見込めますので、一人で悩まずにタイムルクリニックへご相談ください。

EDの原因と種類

心因性ED

勃起に関わる身体の機能には問題がないものの、精神的な要因によって勃起が妨げられるタイプです。仕事や人間関係のストレス、性行為への不安やプレッシャー、過去の失敗体験などが原因になります。30~40代に多いとされており、朝勃ち(早朝勃起)がある場合は心因性の可能性が高いと考えられています。

器質性ED

血管や神経など体の機能的な問題が原因で勃起が十分に得られないタイプです。加齢に伴う動脈硬化の進行が原因となっていることが多く、糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病や、喫煙、過度の飲酒もリスク因子になります。

混合性ED

器質性と心因性の両方が重なって起こるタイプで、ED全体ではこの混合性が特に多いとされています。器質性EDがきっかけとなり、「また失敗するのではないか」という不安が重なることで症状が悪化する悪循環に陥りやすいことが特徴です。

薬剤性ED

服用中の薬の副作用としてEDが生じるタイプです。降圧薬の一部、抗うつ薬、抗不安薬、前立腺肥大症治療薬などが原因となることがあります。心当たりのある方は自己判断で薬を中止せずに、医師にご相談ください。

EDと生活習慣病の関係

陰茎の血管は全身の中でも特に細いため、動脈硬化の影響がいち早く現れやすい部位です。EDの症状が現れてから数年後に狭心症や心筋梗塞が見つかるケースも報告されています。

EDをきっかけに生活習慣病の早期発見につながることがありますので、「年齢のせい」と放置せずにまずは医師にご相談いただくことをおすすめしています。当院は内科を併設しているため、EDの治療と生活習慣病の検査を同時に行うことができます。

取り扱い薬剤

当院ではPDE5阻害薬と呼ばれるED治療薬を処方しています。PDE5阻害薬は陰茎の血管を拡張して血流を改善することで勃起をサポートする薬です。性的興奮があった時にのみ作用するため、服用しただけで自動的に勃起することはありません。

シルデナフィル(バイアグラジェネリック)

世界で最初に認可されたED治療薬の有効成分です。服用後30分~1時間で効果が現れて、持続時間は4~6時間程度です。食事の影響を受けやすいため、空腹時の服用が推奨されます。ジェネリック医薬品のため費用を抑えやすいことがメリットです。

バルデナフィル(レビトラジェネリック)

即効性に優れ、服用後約30分で効果が現れます。持続時間は4~5時間程度です。食事の影響を比較的受けにくく、効果の立ち上がりが早いため服用のタイミングを計りやすいことが特徴です。

タダラフィル(シアリスジェネリック)

効果の持続時間が約36時間と3剤の中で特に長いことが特徴です。食事の影響をほとんど受けないため、服用のタイミングに柔軟性があります。時間を気にせず自然な流れで過ごしたい方に適しています。

バイアグラODフィルム

シルデナフィルと同じ有効成分を口腔内崩壊フィルムに加工した先発品です。口の中でさっと溶けるため水なしで服用でき、外出先でも目立たずに使用できます。効果の発現時間や持続時間はシルデナフィル錠と同等ですが、食事の影響を受けやすい点も同様のため、空腹時の服用が推奨されます。服用の手軽さを重視される方に適しています。

副作用とリスク

PDE5阻害薬には以下のような副作用が報告されています。いずれも一時的な症状で、薬の効果が切れるとともに収まることがほとんどです。

  • 頭痛、ほてり(顔の紅潮)
  • 鼻づまり
  • 消化不良、胃の不快感
  • めまい
  • 筋肉痛・腰痛(タダラフィルに多い)

※気になる症状が現れた場合は当院へご相談ください

服用できない方・注意が必要な方

  • 硝酸剤(ニトログリセリンなど)を使用中の方(急激な血圧低下の危険があるため併用禁忌)
  • 重度の心血管系疾患のある方(不安定狭心症、最近の心筋梗塞・脳卒中など)
  • 重度の肝機能障害のある方
  • 低血圧または管理されていない高血圧の方
  • 網膜色素変性症の方

※上記以外にも、持病や服用中の薬によっては処方できない場合があります。特に心臓の薬を服用中の方は必ず事前にお伝えください

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